面接時の注意点

面接時の注意点


服装で気をつけること

人手不足の介護業界において、業務のICT化で労働環境を改善させる動きが進んでいます。介護業界への転職を考えているならば、情報収集とともに面接に向けた準備をしておきましょう。面接時の服装はスーツ着用が基本ですが、私服OKの事業所もあるので要確認です。私服OKといっても、あまりカジュアルすぎない服装にします。シャツやジャケットなどシンプルで清潔感ある服装で、アクセサリーは結婚指輪以外は控えておいたほうがいいでしょう。

面接で聞かれることと伝えること

面接で必ずといっていいほど聞かれるのは、志望動機と自己PRです。転職の場合は退職理由についても尋ねられるでしょう。介護についての価値観を確認するため、介護の仕事や介護で大切なことなどについてどう考えているかを聞かれることもあります。介護に関する質問の答えに正解はないので、自分が感じていることを率直に述べられるようあらかじめ準備しておくことをおすすめします。勤務可能な時期や残業、夜勤の可否、希望条件などについても答えられるよう準備しておきましょう。
面接官から聞きたいことはありますかと尋ねられたら、わからないことを率直に聞きましょう。研修のことやキャリアパスのこと、職場のことなど、不明点や疑問点はなるべくこの場でなくすよう心がけます。志望動機については、介護職への意欲と応募先の事業所の特徴や魅力を絡ませながら、できるだけ具体的に伝えるようにします。「介護職ならどこでもいい」といった気持ちが前面に出ているようでは採用につながりません。介護業界未経験ならば、進んで学ぶ意欲もしっかりと伝えます。退職理由については、ネガティブな理由を率直に伝えることのないようにします。人間関係が理由で退職したと聞けば、転職しても人間関係の問題で退職するかもしれないと思われてしまいます。退職の直接的なきっかけではなく、転職で何をしたいのか、どんな将来を目指しているのかなど、未来志向の理由を伝えられるように準備しておきましょう。

面接時にフロア見学を申し出る

面接のタイミングで、施設内を見学をさせてもらえるよう面接担当者に申し出ましょう。面接を担当する人は今後現場で一緒に働く人ではない可能性が高く、職場の雰囲気は伝え聞くより見たほうがリアルな空気を感じられます。先方の都合もあるので、施設の隅から隅まで見せてもらうことは不可能です。しかし、少しの時間見学するだけでもフロア内の清潔感や職員の表情、施設利用者の表情などから、職場の雰囲気が和やかなのかギスギスしているのかをある程度判別できます。見学の際には、自分がその場で働くことを具体的に想像しながら、自分に合う職場かどうかをよく見極めるようにしましょう。

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